新野洋市長の「毎年の人口減少に対して、これぞといった特効薬がない中で、〝交流人口を増やそう〟」という強いリーダーシップで、二本松市が一丸となり、観光推進に取り組んできたといいますが、限りある予算の中で、国・県と地元の民間の支援を仰ぎながら、一つの流れを作り出してきたことに学ぶべき点が多々ありました。
今年取り組んできた台湾からの誘客では、台湾トップアイドル「Spexial」を起用し、二本松を中心に南福島の魅力を映像化し、それを台湾キー局で旅行バラエティ番組として放映し、春には500名の誘客目標を達成。9月にも160名誘客の企画が決まっているといいます。
このグローバルな視点でのアイデアにつきましては、地元の旧安達町出身のセブン銀行の安斎隆会長の存在が大きかったといいます。
終了後、二本松市議会議員との懇談会も企画され、今後の広域連携について意見交換ができ、有意義な視察となりました。