「烈文様」というそうです。

大笹生の白和瀬神社の本田宮司さんからDMをいただき、4月24日の昼に、神社社務所大広間を会場として開かれていた「陶伸窯なかま作品展」に足を運びました。目に留まったのは、藤田伸朔先生のツボです。‟縄文“を感じさせる風合いと、内側に塗られた紫の釉薬がおしゃれなセンスを感じさせます。興味を持ち伺うと、「烈文様」というそうです。粘土をこねてろくろを回し、竹串で表面に文様を入れていく。そして、内側からスポンジで押しながら表面にバーナーを充てると、ヒビがどんどん入っていく。この加減を間違うとツボを壊してしまうそうです。素人の私にわかるようにと、たぶん、差し入れでいただいたらしい菓子折りの包装紙の裏側に、丁寧に図入りで製作工程を描いていただきました。〈陶伸窯/市内桜本会沢新林53―4〉