あれから40年後のこの春、次女の入学式で学生歌を口ずさみました。
4月4日㈭。福島大学の入学式開始前には、福島大学・学生歌「今日の世紀に」の歌唱指導がありました。作詞作曲も大学卒業生です。1番の歌詞は、「今日の世紀に 生きる喜びに/憎しみも忘れ 悩みもつきぬけ/緑なす自由の園に/今こそ歌おう 青春の歌を/われらは人間 われらは学生/愛と真理に 強く生きよう」■今年70周年を迎える福島大学は、金谷川に移転して40年となります。当時は教育・経済2学部でした。この4月からの食農学類のスタートにあたり5学類になり、学長あいさつにありましたが、正に「新生福島大学元年」と言えます■学長祝辞では、「テレビで見る"福島の現実“でなく、福島大学での学びは被災地へ足を運び、そこの景色や現地の人との話の中からハダで感じ取ることを大切にしている」との紹介がありました■ひな壇に並ぶ国旗は、福島大学で学んでいる学生たちの母国の国旗で、海外留学生は19名と紹介されました。日の丸も、その中の1つです■大学での熱く濃い4年間が、その後の生き方や人生観さえも方向づけてしまうとはよく聞くところです。60歳を過ぎて、同窓会行事の最後に、肩を組んで学生歌を歌う時、たぶん誰もが当時の真っ直ぐさが正に青春だったことを懐かしく思い出します。「われらは人間 われらは学生/愛と真理に 強く生きよう」