新たな学びの場「サラン」は2年制で、英語や韓国語、調理や情報教育などいろいろな教育内容とともに、「今月の青春」「大人学」「地域から学ぶ」「先輩・親・仲間から学ぶ」などユニークな学習プログラムが用意されています。講師陣は、チョン学園長の人脈を生かして、大学講師や元学校教諭など各分野の専門家の皆さんです。
今回、第1回入学式では2人の生徒が、ご両親と一緒に参加されました。学園長は、NPO法人ふくかんねっとのチョン理事長で、会場は「癒しカフェ」で行われました。
お祝いの言葉の最後に、保護者の方からの挨拶がありました。お一人のお母さまが、「福島県親の手をつなぐ会においても、福島市に福祉型専攻科が欲しいと『要望書でも出そうか』と話をしていたら、今回の開所の話を伺いました。ここまでこれたことで、涙が出るほどうれしいです」と、この日を迎えられたことに感謝されました。
この福祉型専攻科「ユニバーサルカレッジ・サラン」は、NPO法人ふくかんねっとの事務所に併設され、福島県から認可を受けた自立訓練事業を行う指定障がい福祉サービス事業所として運営されます。