福島県文化財保護審議会委員の守谷早苗氏(守谷先生)の基調講演と、同氏はじめ6名の参加者によるパネルディスカッションの2部構成でした。
2部のパネルディスカッションでは、荒川ミュージアム評議員の伊藤登氏をコーディネーターに、福島とかかわりのあるパネリスト5名と、アドバイザーとして福島河川国道事務所の福島陽介所長が参加されました。特に、福島で培われてきた荒川ミュージアムでの経験を活かしつつ、それぞれのパネラーの知見と福島愛によって、今回のテーマを多方面から分析、検証することができたのではないかと思います。
これからの流れを考える時、守谷早苗先生の熱い思いを軸に、パネラーのみなさんの知見と福島愛を「萬世大路等の保全と利活用」に合流させて、より確実性を高めて多くのみなさんの協力を得ながら一歩一歩進んでいくことができればと思います。