2月16日㈯午後、福島に公立夜間中学をつくる会(大谷一代 代表代行)主催の「福島駅前自主夜間中学校歌発表会」が、福島市音楽堂小ホールで開催されました。
映画の中では、子どもの頃に家が貧しくて学校に行けず、「字を知らなかったら(それからの人生)何事にも逃げ腰だった」という老婦人が登場し、今では夜間中学で学んで自分史を書くのが目標と語りかけます。また、カンボジア難民だったという女性は、夜間中学で学ぶ中で、「生きていく(ため)には、読み書きができると未来が見えるんですよ」と希望に満ちた声で話してくれました。
休憩をはさんで、メインの大友さんの講演。「校歌ってなんだ?-歌の効果について考えてみるー」をテーマに、福島駅前自主夜間中学との出会いについてこの間のいきさつや、「校歌って何のためにあるのだろう」という問いかけをもとに明治以降の歴史的な流れやご自身の経験、福島一小・一中・高校時代の話をもとに楽しく盛り上がりました。
そして、最後にもう一度、出来立ての「福島駅前自主夜間中学校歌」を参加者全員で斉唱しました。