高湯沢護岸工事の2期目が完了 二階堂武文 7年前 吾妻支所に年始の挨拶に伺った際、一昨年から継続されている高湯沢の護岸工事の2期目が完了した旨の確認ができ、1月8日㈰午前中に高湯の共同浴場「あったか湯」の隣接地、駐車場から見下ろせる高湯沢の護岸修繕工事の現場に行ってきました。高湯温泉事務局の永山博昭事務局長(写真)に説明していただきました。小雪が舞う中、昨年12月に2期目の工事区間5メートルが完了したとのことでした。残り区間は15メートルで、あと3年かかる計画です。この日は、天気も良く撮影できると思いましたが、工事をした沢が北斜面で雪があり、工事個所が明確には写りませんでした。 この間の経緯については、2011年の東日本大震災後の崩壊により沢が埋まり、一時は源泉が危険な状態にありましたが、緊急の復旧工事で事なきを得ました。その後、工事した個所の東側の護岸が、長年の浸食により新たな崩壊の危険が出てきたために、修繕工事が必要となりました。河川課を伺い、状況を説明し地元からの対策要望をお伝えしました。工事方法的には、温泉から発生する硫化水素ガスでコンクリートがボロボロになるため、自然石を積んでの工事でした。(写真下は、一昨年12月に一期目の工事が完了した時の「あったか湯」の駐車場から撮影したものです)。 こちらの記事もおすすめです!2023年8月14日 8月上旬、農業用水の大堀川の上流、天戸川からの取水口付近の導水路の浚渫(しゅんせつ)工事が完了。2023年4月21日 烏川関(からすがわぜき)水路の土台の崩落個所2カ所の現地調査を行いました。2023年4月15日 長年、大堀川下堰(したぜき)のあふれた水が側溝法面や清水寺の墓地の土台の土砂の流失を引き起こしてきました‥‥2022年7月26日 「大堀川の堰が、この間の大雨等により流れ下ってきた大量の土砂が溜まって取水口が埋まり、周辺の田圃に水が引けない状態です。」2022年7月14日 7月12日㈫、下高湯沢第1砂防堰堤の完成披露会が開催されて出席しました。2022年4月7日 二子塚針下駄地内の市道T字路付近で、ヒューム管が飲み切れずに雨水が滞留して周辺の法面の土砂を流しました。