県立美術館へ「大ゴッホ展―夜のカフェテラス」を見に行ってきました。

2月27日㈮午後から福島県立美術館へ「大ゴッホ展―夜のカフェテラス」を見に行ってきました。1888年9月中旬ごろ、アルルの中心フォルム広場。油彩で描かれた企画の目玉作品は、撮影OKでした。会場で、綾瀬春香の音声ガイドを頼りに、一番印象的だったのはゴッホ28歳の時の「麦わら帽のある静物」でした。麦わら帽子、瓶、鍋、つぼ、マッチ箱。様々な質感のモチーフを描き出し、自身が長く手もとにおいた作品だったといいます。「秀作は手元に取っていたい」気持ちが伝わりますね。画家を志し、周囲も認めさせた力を感じさせるものです。それにしても、恥ずかしいくらいゴッホを知らず、天才画家としか感じてなかったことに気づきました。今回は成長の過程を作品でたどる中で、色彩理論、遠近法、プロポーションの練習、観察眼など、道を究める努力の跡をたどることができました。同時に、大都市パリで美術商として兄ゴッホの制作を援助し、その制作活動を共同事業とまで考えるようになった弟のテオの存在にも興味を惹かれました。福島県政150周年・東日本大震災15年の企画でした。5月10日まで開催中。