今年は新型コロナウイルス感染症対策のため神事のみ執り行われました。

4月12日㈰、大笹生の折戸地区にある白和瀬神社にお参りしてきました。境内で、例大祭で役員を務める親せきの叔父に話を聞くと、今年は新型コロナウイルス感染症対策のため神事のみ執り行われたとのことです。
恒例の奉納剣道大会や御神輿は見送られて、静かでした。マスクをした幾人か知り合いの、地域の方とあいさつを交わすといった状況でした。
これから春祭りを予定しているという他地区の氏子総代の方ともお会いしました。様子を見に来たといいます。皆さん、伝統的な地域行事をどうしたらよいか悩まれている感じです。
因みに、白和瀬神社の縁起は、遥か大化元年(645)です。「現在地より北西2キロの標高475メートルの烏帽子ヶ岳山頂に鎮座され、天生年中(1580年代)に参拝者の利便を図り、現在の折戸の地に社殿を設け遷座されて今日に至ります」(公式ホームページ)とのことです。
この間、歴史をふり返れば、地域の人たちは白和瀬神社に幾度となく足を運び、疫病や自然災害などからの救いの願いをきいていただいて来たことを想いました。そして今、このコロナ禍に明るい光が差し込むことを願うばかりです。