混雑が予想されるGW前にということで、開館1時間10分前から並んで観てきました。福島県立美術館で開催の東日本大震災復興事業「フェルメールとレンブラント」は、アフターDCキャンペーン期間中の注目企画です。フェルメールの特徴的な色彩表現であるフェルメールブルーに魅かれて、「水差しを持つ女」を楽しみにしていましたが、実物はPRチラシの写真ほどの鮮やかさはなく、くすんだ感じに思えました。目に留まったのは、レンブラントの弟子でカレル・ファブリティウスの「アブラハム・デ・ポッテルの肖像」です。火薬庫爆発事故で早世した彼のこの作品は、生命感と遊び心がありました。初老の男の瞳に潤う、薄っすらと描かれた涙に、生きる力を感じました。ニコラス・マースの「糸を紡ぐ老女」、フローリス・ファン・スホーテンの「果実のある静物」も印象的でした。写真は、前庭でお土産の絵葉書を広げ、一休みのカットです。なお、今回の企画展は2016年5月8日㈰まで、開館は9時30分から17時までです。入場料は大人当日券1,500円。後で聞いたら、駐車場は込みますので電車かバスで、会場は11時か15時頃が幾分空き加減とか。

混雑が予想されるGW前にということで、開館1時間10分前から並んで観てきました。

福島県立美術館で開催の東日本大震災復興事業「フェルメールとレンブラント」は、アフターDCキャンペーン期間中の注目企画です。フェルメールの特徴的な色彩表現であるフェルメールブルーに魅かれて、「水差しを持つ女」を楽しみにしていましたが、実物はPRチラシの写真ほどの鮮やかさはなく、くすんだ感じに思えました。目に留まったのは、レンブラントの弟子でカレル・ファブリティウスの「アブラハム・デ・ポッテルの肖像」です。

火薬庫爆発事故で早世した彼のこの作品は、生命感と遊び心がありました。初老の男の瞳に潤う、薄っすらと描かれた涙に、生きる力を感じました。ニコラス・マースの「糸を紡ぐ老女」、フローリス・ファン・スホーテンの「果実のある静物」も印象的でした。

写真は、前庭でお土産の絵葉書を広げ、一休みのカットです。なお、今回の企画展は2016年5月8日㈰まで、開館は9時30分から17時までです。入場料は大人当日券1,500円。後で聞いたら、駐車場は込みますので電車かバスで、会場は11時か15時頃が幾分空き加減とか。