「古関裕而 記念音楽祭2019」

11月10日に開催された「古関裕而 記念音楽祭2019」は、古関氏の生誕110年を記念してのスペシャル版。歌手の加藤登紀子さん、Yaeさん、ピアニストの鬼武みゆきさん、山形交響楽団(指揮者/阪 哲郎さん)をお招きしての音楽祭でした。
中でも、「三日月娘」(作曲/古関裕而・歌/藤山一郎)が印象に残りました。‟♪~砂漠を越えていくキャラバン‥‥ラクダの鈴の音~♪”「私は昔から、アラビア風なものに憧れていた。‥‥さらにスラブに魅了され、そこから今でもよく夢に見るシルクロードを通って日本へ帰って来る」とは、自伝『古関裕而 鐘よ鳴り響け』の一節です。
加藤登紀子さんの次女Yaeさんと、阪哲郎さん指揮による山形交響楽団の迫力ある音色とのコラボレーションが、いきいきと古関裕而氏の魅力を、今に蘇らせてくれました。