8月10日㈬、当会派と米沢市議会「一新会」、伊達市議会の安藤議長・「創志会」・「チーム志民」の合同研修会を、福島市で開催しました。今回は、平成27年、経済産業省から認定を受けた「福島市次世代エネルギーパーク計画」の中で、注目を集めている土湯温泉町の再生可能エネルギーへの取り組みについて、現地で詳細な視察を行いました。
今回の再生可能エネルギー事業のために、小水力発電事業のために「つちゆ清流エナジー株式会社」を、バイナリー地熱発電のために「つちゆ温泉エナジー株式会社」という2つの“特別目的会社”を設立。昨年4月16日には小水力発電施設(140kW)を竣工、続いて昨年11月20日には土湯温泉16号源泉バイナリー発電所(400kW級)を竣工。特にバイナリ―発電は天候等の自然条件に左右されることがなく、「現在、120%稼働で順調」といいます。「今後、発電施設周辺には、再生エネルギーの体験学習施設を整備し、一般来場者が見学しやすい環境を整える一方、再生可能エネルギーの見学会や視察や各種研修会などを全国から招致し、温泉町の復興推進を目指しています。『観光』とは、その国の光を見ることだと言われます。ぜひ、全国の皆様に土湯温泉を訪れていただき、地域に芽生えた新しい『光』を見ていただきたいと切に願っております。これから3年後、どういう形になっているかを考えると、ワクワクします」と、加藤社長は笑顔で話を締めくくりました。